2011年4月30日 のアーカイブ

G.W

いかがお過ごしでしょうか。


私はというと、記念すべき第一日目は、

建築士の模擬試験を受けて

完膚なきまでに負かされました。

なんせ、二桁の点数がなかったのですから。

勘でやっちゃあ、いけません。


そして本日は映画館に二度足を運びました。

どちらも邦画なのですが、特に良かった一本。

「八日目の蝉」です。

角田光代さん原作の主演が我らが

永作博美さんです(この女優さんも好きなのです)。


簡単に話すと、母親というもの、の話だと思います。

妻のいる男を好きになった女性が、

その妻の子供を連れ去る話なのですが。


滅多に泣きにくい私も泣きました。

感動とかじゃありません。

悲しくて悲しくて、なんともいえない。


こういう人間くさい話が、すごく好きなんです。


私の好きな言葉。

昨年決めたんですが、


「人は、不合理・非論理・利己的です。

気にすることなく、人を愛しなさい」


マザーテレサさんの言葉です。

私はあそこまで優しくも、つくすこと出来ないけれど

これを見たときには、なんだかホッとしました。

そういうものか、と腑に落ちるような気分で。


因みに、これが長くて思い出せないときの

好きな言葉は「素直」です。


さて。

これから、借りてきた

「ボビーフィッシャーを探して」を見ようと思います。

映画三昧の日々です。


勉強はどうした!


国鉄南武線の久地駅から二子玉川まで……。


2011.04.20

然る方と三度目の面談をする為、川崎の久地に出かけた。
この見知らぬ土地に行くのに、溝ノ口駅で田園都市線から南武線に乗り換えたのだが、南武線に揺られるのは、ズッと昔に登戸、稲田堤に魚釣りに行って以来の事だ。

さて面談の方は無事に終了。
めでたい結果に終わったのだが、帰社をする時、なんだか無性に二子玉川まで歩きたくなった。
歩くのは構わないが、距離が判らない。溝ノ口から二つ目の駅であったから、たいした事はないだろう、そう思いつつも不安が残り喫茶店のマスターと幾人かの通行人に大凡の所要時間を聞いてみたら異口同音に、一時間との事。

一時間は四キロの道のり。
どうしようか、ひとしきり悩んでいたら思い出した事が有る。
そうだ、そうだった!
今晩は、

最近付合い始めた彼女と、食事に行く約束をしていたのだ。
そうそう、改めて言う事でもないがオレにも彼女が出来た事を、
このブログを通じて報告しておきたいと思う。

夜を楽しみに、とぼとぼと東北東の方角に見当をつけて歩き出したら、一通のメールが届いていた。
なにやら嫌な予感、と開封してみたら、やっぱり……。
来週にしてくれっ!と断ったきた。
しょうがねえなあ、あいつは日本一我が儘だから、とブツブツ言いながら歩いていたら、道に迷ってしまった。
まさに泣きっ面に蜂、のような状況に陥ったのだが、運良く何処かで見た水路に遭遇。
この水路はキッと亀商会の玉川工場の裏手の川に違いない。
そう思うや否や、Mr Stone Cotton に電話で問い質すと、そうだっ、との事。
それでは、序でに亀商会に寄って、茶でも馳走になろうか、と歩いていたのだがどうやら通り過ぎた模様。

オレもボケたものだ、としょんぼり歩いていたら
視界に多摩川が広がってきた。
わーいっ!多摩川だっ!。
オレは少年時代、この多摩川でよく遊んだ。
向こうに見える二子橋の下で魚を捕まえて遊んだ。
それは、かれこれ半世紀も前の事ではないか……。


更に歩くと、こんなモノを見つけた。
懐かしくて、懐かしくて、誰が保存してくれているのだろう。


この後、二子橋を小学校で習った唱歌

と歌いながら渡河をする。

お仕舞い。

吉右衛門。

オマケ。
彼女にふられた腹いせに、立寄った飯やから撮った多摩川。
写真中央の桟の延長線の対岸から撮ったのが一番上の写真。



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