2011年12月15日 のアーカイブ
初めてシャツを仕立てに行った、の巻。
還暦を壱年半後に迎えるにあたって、遅ればせながらであるが、
オレもネクタイなるものを締めて出勤するように成った。
何で今更?、と言う気がしないでもないが、
実は社会に出てから今日までズッと自由な格好を貫いてきたので、
最後くらいは世間の人並みにしたく成ってきたのだ。
そんな自分の気紛れのせいで困ったのは
ネクタイ仕様のシャツを持ち合わせていない事。
それじゃあダメじゃん、
と言うので思い切って先だって仕立てに挑んできた。
選んだ場所は新宿の伊勢丹。
ココにした理由は特にないが、
強いてあげれば溜っていたポイントが使えるから。
開店と同時に仕立てコーナーに出向き、ベテランっぽい女性に相談。
色を決めたら、空かさず採寸係の方が登場して
手際よくオレの締りの無い体を計ってくれた。
ココで驚いたのは普段ハメている時計を聞かれた事。
訊かれた理由は、時計を巻く左の袖を太く作るとの事だった。
計測が終わったら今度は襟と袖の型を選択、更に釦、前立て、
ポケットも選んで一件落着。
そうそう、ネームも尋ねられたので
吉右衛門の「吉」を一文字だけお願いしてきた。
果してどのようなモノが出来るのだろう。
社員のみなさま。
吉の字のシャツを着ていたら、何か言ってください。
2011年12月03日。
吉右衛門。