2012年7月 のアーカイブ
家族が増えました。
オメデタイっ!
・・・我が家に家族が増えました。
女の子です。妹なのです。
色は黒め、瞳は金色、どちらかといえばロングヘアー。
カギしっぽで、とんがったお耳が付いております。
・・・・猫です。
くろみちゃん。
2ヶ月。食欲旺盛、気が強い女です。
(最後らへんに、血の繋がりすら感じますな!)
(初対面)
初日から問題は起こりました。
うちには、既に大トトロ様が居座っているのです。
我が弟、、、気弱男子・4歳♂。
鳴り響く、威嚇音。
キシャーーーの争いに、人間どもはたじたじでした。
(それ、僕のなんですけども/ガツガツ)
(互いに様子見)
そんな感じでしたが、ここのところは徐々に
仲を深めて行っている様で。
先日はおトイレにいけない妹を
おトイレ場所まで連れて行ってやるという、
誇らしい兄貴っぷりを見せたらしいです。
可愛い。
せっかくのご縁ですから、
長く長く、仲良くしてってくださいね。
ドラゴンクエストⅩに挑むぞ!、の巻。
いずれ菖蒲か杜若。
ペンキ屋とスミレに、59歳の誕生日を祝ってもらった。
場所は日本橋室町に在る、千疋屋。
嬉しかった。
普段から愛してやまない、ふたりだけに尚更であった。
そのせいなのだろう。
感激で涙腺が決壊し、涙が溢れた。
──困った。どうしたものか。
誕生日に涙は禁物だ。
何か気の利いた話題はなかろうか。
暫し、頭の中を探してみつけ出した。
そうだ、あの事を話そう。
後日、集会を開いてみんなの前で披露しようと思ったが、
今、話してもいいだろう。
オフレコを前提で、以前から計画していた事を口に出す。
「あのさ、オレ、60になったら
イラストレーターを覚えてデザインを始めようと思うんだ」
当然のとこながら、
──きっと素敵なデザインをされるのでしょうね。
──どのようなモノを創られるか、今から楽しみです。
なんて優しい答えが却ってくるものと期待したが、甘かった。
考えもしなかった、答えが返ってきた。
破顔一笑。
満面の笑顔でペンキ屋は、こんな失礼なことを言いやがった。
「へえーっ、ボケ防止にですか!?。
ウチのオバアちゃんもゲーム始めたんですよ。ボケ防止にっ!」
僅か7秒の間に、「ボケ防止」と二度も言われた。
酷い!。
オレのピュアなハートは、ズタズタに切り裂かれた。
更に追い討ちをかけるように、こうも言われた。
「いやーっ!、年はとりたくないですねぇ。ギャハハハハーッ!」
黙り込み、うっすらと涙を流す、オレ。
いじめの問題は小中学生に限らないと思った。
今、学校では先生も見て見ぬ振りをしていると言うが、
目の前のスミレも、そう。
毅然たる態度でペンキ屋を叱責するかと思いきや、
一緒になってオレを笑いものにする。
しかも、オレの馬鹿面に指を指して笑ってる。
──いつも面倒みてやっているのに、オマエ迄なんだっ!。
そう言ってやろうかと思ったが、言わない。
気弱なオレには、そんな科白は似合わないからだ。
悔しい!。
グッと拳を握りしめて、涙を溜める。
しかし、よく考えてみたら、こうも思った。
ヘタな世辞を言われるより、よっぽどいいではないか。
そうなのだ。
端からは、ヤキが廻ったように見えるのだ。
それに、だ。
オレが制作スタッフの仲間入りをしたら、
現場が大混乱に陥るのは必至だろう。
よくぞ、目を覚まさせてくれた。
昨秋からの闘病が続くオレのこと。
今日は今年で一番楽しく、嬉しい日であったのではないか。
ふたりの気遣いと優しさに、心から感謝。
ホントにありがとう。謝謝。
ふたりには恵比寿の懐石料理屋、雄で返礼をします。
と暖かい気分で、家路に就く。
夜。
女房、娘とテレビを視た。
CMが流れた。
あのドラゴンクエストⅩが、近々発売になるそうだ。
昼間のことが頭を過った。
そうだ!。
ボケ防止を兼ねて10年ぶりに、ドラゴンクエストに挑もうと!。
実はオレ、このシリーズは昔、随分とやったことがある。
Ⅰ、最強の敵は土管のような洞窟に棲むドラゴンであった。
Ⅱ、呪文を書き写すのが大変だったのと、
二番目を歩く小僧が圧倒的に弱くてザラキを覚えるまで、
よく教会に通った。
Ⅲ、異業種のキャラクターを選択出来て面白かった。
僧侶を連れないパーティは自殺行為だった。
Ⅳ、章に別れたストーリーは兎も角として、
戦闘が自動化されているのはつまらなかった。
Ⅴ、幼なじみの娘と金持ちの娘との結婚を選択させられ、
病弱な金持ちの娘を娶ったら、ズッと後ろめたさに苛まれた。
Ⅵ、以降はやっていない。
ドラゴンクエストに挑戦。
これは五十代最大の挑戦になるかもしれない。
もしも挑む事が出来たら、このブログでシリーズ化したい。
お仕舞い。
弐阡壱拾弐年柒月壱拾玖日、千疋屋にて。
吉右衛門。
次回は前回、割と好評だった回想記の続編を掲載します。
写真キャプション、
左、スミレ、
右、ペンキ屋。
吉右衛門の営業日誌、常磐道を日立へ、の巻。
私の生まれは、1.953年の初夏。
先週、満59歳の誕生日を迎えた還暦の一歩手前だ。
趣味は営業。
そう、仕事でありながらもこの営業なるものが、趣味なのだ。
運がよかったと思う。
それは、趣味と仕事がイコールで結ばれたからだ。
27歳の時に営業を稼業としてから、そろそろ32年。
最早、老兵の部類に入る。
長引く不況と産業革命による若返りで、今も尚、
昔の名前ででている先輩は、私の知る限りにおいて、二人しかいない。
これは、そんな老兵の営業マンの、日誌である。
2012年7月10日、
今日これから目指すは、常磐日立。
この出張を前から楽しみにしていた。
というのは珍しく、相棒の恩田スミレが同行を求めてきたからだ。
彼女を傍に置いて一年半。最近は随分と力をつけてきたので、
ピンで営業を遣らせているが、なんの問題もない。
それと、体調を崩しているオレへの気遣いもあるのだろう。
気丈な性格も手伝ってか、何でも自力解決で済ませるようになり、
甘えてくることなどはなかった。
そんな彼女が、オレを頼ってきた。
嬉しかった。
這ってでも、行こうと思った。
その為、この日に照準を合わせて体調を管理し、
主治医に安静を解除してもらった。
今回の出張の経緯は、こうだ。
過日、日立市に在る新規開館の記念館から商談が舞い込んだ。
それをスミレが上手く纏めて、お座敷に呼んで貰えた。
しかし、事務所からの道のり150km。単独での運転はキツい。
それに安静も解除されたばかりで、不安もある。
このように書くと、それなら電車で行けばいいじゃないか、
との声が聞こえてきそうだが、それは許されない。
何故なら、オレの営業法度には、移動はベガ、相棒はスミレ、
との鉄の掟がゴシックで書かれているからだ。
11時、
愛車のベガ号で出発。
スミレも上述の不安は心得ていて、話題を沢山提供してくれる。
「九州の大雨をみていると、
家康が幕府を江戸に開いたのが分かる気がします…」
「オマエ、教養があるな」
「へっへっへ、それほどでも…」。
「なあ、先週、ネプチューンの番組を視たんだけど、
彼らは漫才もやるのか?」
「やりません。コント師ですから…」
「原田泰造はいい男だな、気遣いができて笑顔がよくて…」
「名倉潤も、ああ見えてボケもこなすんですよ」。
「あのお、それと前から言おうと思ってたんですけど、
今度、ふたりで漫才やりませんか」
「いいよ。『どうも吉右衛門でーす』、って出ていけばいいんだろ。
オマエは、出来るのか?」
「やりますよ。本さえ、書いてくれればっ!」。
……、
懸念することなど、なにもなかった。
取るに足りない会話を交わしていたら、いつの間にか現地に着いた。
13時半、
気合いを入れ姿勢を正し、理事長と事務局長にご挨拶。
早速、設立の趣旨と開設までの経緯、苦労話を拝聴する。
そして現地調査に入り質疑応答。最終的なリクエストも受ける。
厳かな雰囲気であったが、優しく語りかけて貰えた時間は素敵だった。
そんな先方に当方からも、ご利用の御礼に制作物の寄贈を申し出て、
一件落着。
いやはや、いい時間であった。
これだから営業はやめられない。
中略、
「海がみたい」、なんてくさい科白を吐いたのは、オレ。
「いいですよ」、と頷いたのは、スミレ。
16時、
海が見えてきた。太平洋だ。
ひと仕事を遣り終えた、スミレからは安堵感が漂っている。
オレも昨秋から続く闘病を思うと、
えも言われぬ満足感がこみ上げてきた。
爽快な気分だ。
そんな思いを胸に、ヒタヒタと海岸線を南下する。
90分も走っただろうか。
日立港を過ぎ那珂川を渡ると、大洗だ。
大洗に入ると適当な公園があった。
そこに車を停めベンチに腰掛け、海を眺める。
蒼い海と碧い空のハーモニー。潮風が心地よい。
そんな潮風に髪をなびかせて、スミレが照れながら告白する。
「最近、私、モテ期なんです。今日も上手くいったし、
先週の赤坂も無事納めました。多摩のプレゼンも取れそうだし、
調布の競争にも勝てました…」
「オマエ、凄くなったなあ」
と言ったきり、次の言葉が出てこない。
スミレが輝いてきたことは限りなく嬉しいが、反面、
何故か寂しさも感じる不思議な感情に支配されたからだ。
松林では、ニイニイ蝉が鳴いている。
「……、スミレちゃん、遅くなるから帰ろう」
やっと当り障りのない言葉を見つけて、背中を押す。
営業の夏、主役はスミレだ!。
お仕舞い。
弐阡壱拾弐年柒月壱拾壱日、大洗海岸にて。
吉右衛門。
次回は前回、割と好評だった回想記の続編を掲載します。
それと来週、ひこうき雲が飛込み営業デビューです。
応援してやってください。
写真キャプション、
上、相棒の恩田スミレ、
中、照れながらモテ期の告白をする、スミレ。
下、関八州を疾駆する、愛車ベガ号。
キャパが追いつかない
本を買ったら大抵カバーをかけてもらう派!
ども、ベーベです。
今月に入って、小説やらマンガやら資料本やら…
20冊以上買ってしまい、THE金欠。
織○裕二もびっくり、お金がないっ!
しかも1人暮らしの部屋に仕舞いきれない感じになってきました。
どうすんだコレ…と自分にツッコミをいれる日々です。
でもいいんです!私にとって本は財産なので。
さて、最近読んだ本のレコメンでも。
『妖怪アパートの優雅な日常』シリーズ
これ、タイトル通り妖怪が登場するお話なのですが、
中でも、手首だけの妖怪、るり子さんの作るご飯が
とてもとても美味しそうなんです!
湯葉たまあんかけうどんに牛肉と淡路産のタマネギのソテー、筍と海老のつくね揚げと刺身。アサリの潮汁、一口大のまぐろとアボガド、味付けなめたけをからませたサラダ、タタミイワシの上にとろけるチーズ。さらに、マテ貝の甘辛しょうゆ焼きとカツオと蕗の煮物…
一冊の中にこれでもかってくらい、美味なものがたくさん出てきて、
字面を追っているだけなのに、こちらまでダシのいい匂い満ちてきます。
じゅるり。
おっと涎が。
ぜひご賞味あーれ!
初めまして
皆さま初めまして。ニコニコ仮面と申します。
6月よりこちらでお世話になり、明日でちょうど一ヶ月。
どうやら私は、これまでの27年間、相当マイペースに生きてきたようです・・
社会人としてやっていけるのか不安な毎日ですが、
何とか皆さんに付いていけるよう、頑張らないと!
自己紹介がてら、私の好きなものを綴らせて頂きます。
もっぱら運動が苦手で、インドアな私。
趣味は、古い図鑑、博物画、細密画、昆虫、標本、骨、化石など・・
小さくて細かいものをじっと見るのが好きです。
特にそれらが集まって展示してあるような、自然史科学系の博物館は大好きで、
上野の科博は何度訪れてもわくわくします。いつまでも子供みたいです。
ところで、15~18世紀頃のヨーロッパには、現在の博物館の原点ともなった、
ヴンダーカンマー(日本では「驚異の部屋」と訳される)があったそうですが、
それが何とも、私の好きそうなものたちが集約されたようなカオスな空間で、
いつしか訪れてみたい・・私も私利私欲にこんな空間を作ってみたい・・
と思いつつ。
オーストリアあたりに幾つか現存しているらしいので、
近い将来行ってみたいです。
あと、昆虫が好きとありますが、触れません。標本で見ることが多いです。
私の実家である岐阜には、「名和昆蟲館」という、現存する日本で最古の昆虫博物館があり、建物も古い洋館で貴重なようです。
緑に囲まれたのんびりとした場所で、いつもあまり人がいないので、
じっくり観察したい人にはお勧めです。
その名和昆蟲館での写真です。
・・と、こんな感じで、外出しても屋内にいる事の方が多い私なんですが、
いろいろと旅行や運動にも出掛けたいなあ、と思う日々です。
まだまだどんくさくて頼りない私ですが、
どうぞよろしくお願い致します。