2013年6月14日 のアーカイブ

ペンキ屋とのお別れシリーズ第一段。 浅草の焼肉、金楽の夜の巻。


七月下旬。

ペンキ屋が事務所から離れる。

これは年明けに発表した通りだが、

早いもので、その日が直ぐそこまでやってきた。

ペンキ屋は入社してから可成りの期間、

傍に置いてボーヤをやらせていたので、滅入るものがある。

しかし、感傷にばかり耽ってはいられないので、

その日には笑顔で送り出してやりたいと思う。


五時半。

焼き肉屋についた。

この推奨品はタンと上カルビ。

それが美味しいのなんのって、堪らない。

座敷に上がって、生の麦酒を頼み、

肉はタンと上カルビを各2人前。

これをパクパクと食いながら、楽しい夜を過ごす。

いろいろな話をしたり訊いたりしたのだが、

明日の事を、目を輝かせて語る彼女をみていると、嬉しくなる。

この日、彼女は僅か一時間の間にナマを3杯も飲んだ。


6年前は、野良を拾ってきたような気にさえさせられた。

それが、後輩が増える頃には随分と成長してくれた。

仕事は堅実だし、何よりも勤勉で真面目だ。

気が良いし、嘘もつかない。

ホントによい娘に巡り会えたと思う。

しかし、まだまだもある。

愛嬌だけど、この日もオレの靴を揃えなかった。


次は日程の都合でダメに温泉旅行の代替に、

鎌倉、江ノ島へ行こうとおもう、

そして、何処かの割烹にでも招いてから、送別会に望もう。

送別会の幹事は、オレがやります。


取材をしたので

その内容を箇条書きに書き並べておく。

退職事由、美術留学のため。

留学先、ドイツ連邦共和国。

期間、未定(長期もあり)。

出国日、ストーカーに狙われるから書かない。

言語の習熟度、これから。

滞在先、当座は木賃宿。

直ぐにやりたいこと、崖上り。


最後になるが、過去の写真を幾枚か掲出しておく。

キャプション、

上、職場にて、2011年春。

中、両国の焼き肉屋にて、2012年夏。

下、板橋の喫茶店にて、2013年春。





























カレンダー
2013年6月
« 5月   7月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
アーカイブ