2017年11月10日 のアーカイブ
まるとリリィのおはなし
こんにちは。
テレサ(旧姓:ジュリエット)です。
赤い帽子のヒゲのおじさんがキノコをとると大きくなる…
その某アクションゲームに出てくる、餅みたいなオバケがこの名前ですね。
私はあのキャラクター可愛くて好きです。
アメリカンショートヘアの女の子。
名前はリリィです。
出会いは私が5歳の頃、母が保護猫から1匹もらってたところから始まります。
結構気が強く、マイペースで、喧嘩も強い
そして何より食いしん坊な猫でした。
隙を見て食べ物を取ったり、
台所に置いておいたものを咥えて逃げたり…
結構手を焼いたのを覚えています笑
でも、夜は布団に入れてと頭をちょんちょんしておねだりしてきたり、
昼寝をしていると隣でゴロゴロ喉を鳴らして寝ていたり、
まさしくツンデレ!な猫で憎めない子でした。
出会ってから16年…
リリィは腎臓病になってしまいました。
そのときのリリィの年齢は17歳。
人間からするともう高齢のおばあちゃんです。
ずっとリリィと一緒に暮らしていた私たち家族は
どうしよう…と心がざわつきました。
寿命とはいえ、やはり弱っていく姿を見るのは胸が痛くなります。
家で点滴を打ったり腎臓食に変えたり看病をしていたのですが、
病状はどんどん悪化していきました。
そんなとき、我が家に飛び込んできた小さな戦士がまるです。
それまで母は「リリィちゃんのほかに飼うなんてありえない!」
と言っていたのですが、拾った子猫を見るとそんなことも言っていられないようで
「飼おう!」
と意気揚々に即決してくれました。笑
問題はリリィで、17年間自分以外の猫が同じ空間にいることがなかったので
子猫を受け入れられるのか…という不安がありました。
最初は怖がって避けていたようですが、何日かすると慣れて…
一緒に寝るようになりました(^_^*)
まるが来てから2ヶ月ほどでしょうか。
リリィは深夜0:30に母の手の中で深い眠りにつきました。
たくさんありがとうと言葉をかけて見守る中、
リリィはペット葬の人に連れられました。
少し悲しみましたが、生後2ヶ月のやんちゃな子猫の世話焼きに目まぐるしく
私も母もリリィの死に悲しみすぎることはありませんでした。
たぶんまるはそんな私たちのことなど知らずに遊んでいるだけなのかもしれませんが、
まるのおかげでたくさん救われました。
今月はリリィの命月なので、お墓まいりに行こうと思っています(*^_^*)
一緒に生活してくれる猫達にたくさん救われて
幸せな日々を送ってきたテレサなのでした。