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ひこうき雲のシネマメモ(^17^)
黒い塊のお礼にと、吉右衛門様から
とある一枚のDVDを頂戴した私・・・。
記念すべき初めての黒澤映画を拝見致しました!
207分の長編です・・・すごい・・・重みが・・・
恐る恐る我がPS3に
(コントローラーがいかれました。
勝手に早送りをするせっかちさんになりました;;)
ディスクを入れて、浮かび上がる『七人の侍』の文字。
恥ずかしながらモノクロ映画を
キチンと見るのはほとんど初めてです。
先ず思った事は、何を言っているのか全然、分からない!(笑)
黒澤映画は聞き取りにくい事で有名みたいですね。
なんと邦画なのに字幕が付いていました(笑)
ただし私がそれに気付いたのは・・・
後半のDVDになってから!(;▽;)がびーん。
しかし、字幕を付けずとの自ずと耳に馴染んでくる映画。
何故なら身構えていたよりも、とっても分かる内容だったのです。
へへへ、きっとご存知の方の方が多いですよね。
ある村で野武士の襲来を耳にした百姓が、
自分たちの村を守る為に七人の侍を雇う、というお話です。
ひこが感じたのは、仮にも戦の話であるというのに
何故か明るいんですよね。皆さん笑っているのです。素敵。
かの有名俳優、三船敏郎の役は!?といえば、
なんとも素っ頓狂な暴れ馬というか・・・
ちょっとビックリしました。
吉右衛門さまにお聞きしましたが、
後にも先にもこういう役はこれっきりだったそうですね。
七人の中にこういう役柄がいる事ってなんだか必須というか、
味があるというか、とにかく愛され役のように感じました。
百姓たちも心無しか、笑顔が増えていったような。
他にも魅力的な個性が目立つ方ばかりですが、
中でもリーダー格を努めた勘兵衛と腕の立つ
無口な剣客の久蔵は格好いいです・・・
最終的に、七人中四人の武士が戦死してしまうのですが・・
その四人の墓を背にした有名な台詞が、
「勝ったのはあの百姓たちだ。儂達ではない」
ですね。
あまちゃんなひこには、その意味がよく分かりませんでしたが
色々な考察や感想を見ていて、心に残ったのは、
幾難を乗り越えようと必死に立ち向かったのは百姓達で
自分達は、共に戦った四人の死を背負って生きる、言わば百姓達と逆の道を歩むのだという暗示。
そう言われると、百姓達に見える辛くとも明るい行く先と、
武士に残る虚無感や、物哀しさが何とも心苦しい最後に感じられました。
-『七人の侍』★★★★★
切ない。
これに触発され洋画版にリメイクされたという荒野の七人も
興奮冷めやらぬうちに見たいなと思います!
ユル・ブリンナー!口角のあがるスティーブマックイーン!(^▽^)
若者のみなさまも、渋い殿方、奥方さまも
機会があったら是非、一度はご視聴頂いて損はない作品だと思います。
ではでは、さらばです。
ひこうき雲のただメモ(^^)
毎度ですが年が明けてから怒濤のように駆けていきますね。
寒さが身に沁みるので、買い込んだ貼るホッカイロにお世話になっています。
今回はただのメモです。ごめんなさい。
去年の暮れから先日まで、暇あらばひこはまた
舞台漬けの日々を過ごしておりました!
昨年は寺山修司生誕80周年ということで、
寺山修司作品の舞台を3本。まあ一本も書物は拝見したことがないのですが
数々の有名な言葉は自ずと耳に入って参りますよね。
本を買おうと思いながらも手を出せないわたし・・・
ちょっと芸術的かな・・もごもご。
ちなみに観劇に行ったのは
「毛皮のマリー」
「書を捨てよ町へ出よう」
「レミング」です。
レミングとは集団自殺をする、と長い間誤解されていたネズミの一種だそうです。
こういう話、すごい好きです(笑)。
そしてつい最近、父とようやっと
中島みゆきさんコンサートに行って参りました!
東京千秋楽!
米粒くらいの中島みゆき!
くっ・・・
ですがとんでもない、迫力ある歌声でした。感激。
NHK朝ドラの主題歌にもなった「麦の唄」をラストに一曲。
蘇る記憶。(昨年末にも総集編を見て朝から晩まで泣いた)
変な言い方ですが、音源よりも数倍お上手というか
震えるものがありました〜。
あとは、あれですね。
普通に喋る時とのギャップがですね。すごい。
どこでお酒飲んできたおねえさんかと思う(笑)
すごく素敵な時間を過ごせました。
おとうさんには感謝です。
専ら観るだけのやつ、ひこでした。
おしまい。
ひこうき雲のシネマメモ(^16^)
明けまして!
おめでとうございます。
暖冬の有り難み?を感じつつも
もう梅の花がちらほら開いているのを見かけると
えっ…!と思ってしまいます飛行機雲です。
今回のシネマメモは
昨年の紅白歌合戦にも初出場された
星野源さん主演の「地獄でなぜ悪い」です。
すごいコメディなんですけど
血しぶきがあがる、喫驚な映画なので苦手な方は
見ない方がいいです。
堤真一さん、國村隼さんがそれぞれ率いる
組合の抗争をとあるきっかけから映画で撮影しよう!となり、映画監督と勘違いされた主人公がその組合の娘を主役にドタバタな映画を作り始める…という話です。
ひこは兼ねてから見たかった映画なので
ひとり映画館にいそいそ出かけてみたんですが
まあ・・・笑いましたね。
最後の方は腕は飛ぶ首は飛ぶ、の血の海でした。(笑)
滅茶苦茶なだけに、気分がスカッとしました。
主題歌も星野源さんが作った映画の同名の曲で
明るく楽しい地獄?のポップチューンです。
二階堂ふみさんのとびきりかわいくて
色っぽいおなご役は見所ですよ!!!
刀を振り回し、ハイヒールで斬りまくってます。
まだ二十歳そこらとはとても思えませんね!
-『地獄でなぜ悪い』★★★★★
年末年始はみなさん楽しく過ごせましたか?
ひこは哀しいことに病院がよいです…。
今年の病原菌はこれでもうおさらばしたいです。
ははは…( ;▽;)
今年もよろしくお願いいたします!
ひこうき雲のただのメモ。
朝の連ドラが楽しくてしょうがないひこです。
あさちゃんを見て、毎日癒されてます。
生命保険の経営起業家、さらには日本初の女子大学の創立者という
並々ならぬ女性実業家をモデルにした話なのですがー
今は飛び抜けた跳ねっ返り娘的なやつですね。
ちなみにやっぱりうっかり泣いたりしてるので
朝ドラは気を抜けませんね・・・。
今回シネマメモはお休みして、
この間ニコタマお姉さんのコメントで
訪れたうさぎちゃんをご紹介。
このように。
全部のお席に座っていてくれているんです!(笑)
かわいすぎて、爆笑。
ムーミンカフェはお一人様だと
でっっかいムーミンのぬいぐるみを
向かい側に座らせてくれるらしいです。
お料理がくる間、つぶらな瞳を見つめててもよし。
絵本を読んでみてもよし。
わたしの席には、ピーターでなく
姉妹のモプシーがお座りになっていました。
ピーターラビットのアニメを
毎日繰り返し見て泣いていたわたくし。
(ピーターが人の畑の食い物を
食い散らかして逃げまくるという内容です。
基本的にずっとシクシク泣いているので、可哀想でした)
懐かしさとあまりのかわいさに
やられていたのもつかの間。
はい、かわいいです。
ちょっと滲んでますがカフェラテには
アートを施してくれます。
お客様は女性客ばかりですが、
癒しは充分に得られますのでぜひ。
ひこうき雲のシネマメモ(^15^)
梅雨に逆戻りしたかのようなお天気が続きますね。
これから食欲の秋に向かうかと思うとワクワクします。
夏休みは皆様いかがお過ごしだったのでしょうか?
ひこはやっぱり毎日麦酒を頂いていましたが
もうひとつ今年はテーマ(?)を課して
読書の秋ならぬ読書の夏を先取りしました。
全部殺人物でした。(^▽^;)
本当は鹿の王が読みたかったんですけど
単行本って持ち歩きがちょっと大変なのでモゴモゴ。
主に森博嗣さんの本を読んでいました。
頭の回転の速い方といいますか、面白いんですよ。
ドラマ化されたのは見ていませんが。
殺人物つながりで秀逸!と思った映画をご紹介します。
「シークレット ウインドウ」です。
ジョニー・デップ主演のオーソドックスともいえるミステリー映画です。
人気作家である主人公のもとに、突然謎の男が尋ねてきます。
その男は「自分の小説を盗作しただろう?」と詰め寄ります。
初めは相手にしなかったのですが、徐々に拍車のかかる脅迫に
不安を感じ始める主人公・・・・そして・・
勘が良い方は気付いてしまうみたいですけど、
私は結構好きなタイプの映画でした。
タイトルである「秘密の窓」の由来もきちんとあって
最後にぞぞっと悪寒が走る話です。
登場人物も少ないし、作家の住む家もいい感じに汚くて
雰囲気がかなり好みなのです。
何よりこの映画、90分ほどで終わるので、最高です(笑)
秋の夜長に、ぜひ。
-『シークレット ウインドウ』★★★★☆
来年の朝ドラに高畑充希ちゃんの主演が決まりました!!
わーい!
10月からは波留さんと宮崎あおいさんの
さわやかそうなドラマも始まりますし、
毎日の楽しみですーー。
うっかり泣かないように気をつけます。