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絵島毬倫と室町の魚屋に行った。
2011年01月14日。
先日の事。
日経新聞の提供で蟹江敬三さんが朴訥と語るドギュメンタリー番組を
家で視聴していたら、日本橋の室町に在る魚屋が登場した。
何でも朝、宮崎で獲れた魚を夜の席に並べているという。
室町なら近所だし、これは何としても行かねば成らぬだろう。
夜は後日として、先ずは昼からと毬倫(読みはマリン、以下同)を
誘って向かう。
頑張って歩き正午前に着いたのに既に満席。
仕方が無いので行列に並びながら、店内を覗いてみると、
これがなかなかお洒落で、
田舎家の囲炉裏風の所で魚を串に刺し炭で焼いている。
なんだかいい感じ……。
待つ事数分で席に案内され、毬倫が‘鮭の原始焼き’を依頼するも
残念でした、既に完売。
仕方が無いので、彼女がホッケで俺が大鯵を依頼。
お店では注文を受けてから焼きだすらしい。
その間、暇に任せて彼女の話を聞いていたのだが、喋る喋る。
そしてその喋る内容が面白い。面白いと言うのは漫才的な面白さでは
なく異星人の話を聞いているような面白さ、だ。
彼女とも、そろそろ四年の付合いになるが、
未だに何を考え、どの様な行動に出るのかが、さっぱりわからない。
何と言うか、ビックリ箱みたいなヤツだ。
因みに彼女の血の型はB。
ご両親もB、更に二人いる妹さんもB。
更に更に父系母系の祖父母もすべてB。
まさに家系図がB一色で塗りつぶされている、筋金入りだ!。
閑話休題。
彼女の話に聞き入ってるうちに魚が来た。
オレの頼んだ大鯵は、
石川さゆりさんが、蚊のCMで持ってる団扇のような大きさ。
驚いて、「すごく大きいねっ」と語りかけたのに、
彼女は、食うのに夢中で返事もしてくれない。
まったくしょがねぇなあ。
あまりの唯我独尊ぶりに呆れながら、
オレも無言で食って、一件落着。
彼女に感想を聞くと、「美味しかったですよっ!」と
満面の笑顔で答えてもらって、又も一件落着。
楽しい昼でした。
最後に、
あの大きかった大鯵の写真を掲載していのだが、写真が無い。
そこで代替品を言うわけでもないが、魚屋の帰路に買った
ラムネの写真を載せておく。
吉右衛門。
三遊亭画伯さんからの手紙です。
吉右衛門様
大変ご無沙汰しております。
お久さしぶりです。三遊亭画伯でございます。
早いものでもう大晦日となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
年賀状の魚の絵の件で実家の方にお電話頂いたとのこと、
母から聞きました。
どんどん使ってくださいませ。
むしろ使って頂けるなんて光栄ですっ
なにとぞ宜しくお願い致します。
ずいぶんご連絡もせずにおりましたが、
私、いまだに南米大陸におります…。
ちょっとあまりにも旅の期間が延びているので
お忙しいところご連絡するのも気が引けてしまって…。
つくづく無精な自分を痛感しております…。
現在居るのは、パラグアイのイグアス移住地というところです。
ここはかつて日本人が新天地を求めて移住していた場所で、
いまでも日本が息づいています。
日本人、日系人のコミュニティがしっかりしており、
ここの農協では様々な日本食材が手に入ります。
長く旅行しているとやはり日本食が恋しくなるので、
農協にて納豆やら豆腐やらを見つけて買い込み、
久しぶりの味にジーンとしたりする日々です。
忙しいラピスラズリの皆さんがこんな話を聞いたら、
あきれてしまうかもしれないでしね。。
パラグアイに来る前はアルゼンチン・チリの南部に当たる
パタゴニア地方を廻っておりました。
ペンギンやアシカやトド、そしてくじらまでも
野生の姿を見る事が出来ました。動物園でみるのとはやっぱり感動が違いますね。
恐縮ながら数枚写真を貼付致しますので、
かわいいペンギンの姿などをちょっとでも
お楽しみ頂ければうれしいです。
それでは、こんないい加減な私でございますが、
また来年も宜しくお願い致します!
今年は(今年も?)不況で
いろいろとご苦労が多かったのでは…と思いますが、
どうか良いお年をお過ごしくださいませ。
皆様にも宜しくお伝え頂ければ幸いです。
追伸
私の旅はもうちょっと続きそうです。。
三遊亭画伯。
キャプションです。
上から、
マゼランペンギン、トドの闘い、アシカ、くじら、パタゴニアの風景、
最近の私です、お肉屋さん、牛タン、イグアス移住地。
私の編集能力の限界を超えています、
適度に想像してご覧ください。
福田う太郎が幸せを掴んだので退職します。
2011年01月18日、告示。
退職、福田う太郎。
事由、幸せを掴んだ為。
退職日、2011年01月31日。
送別会日程/未定。
送別会場所/巨牛荘が有力。
幹事/マリンorニコタマゴロウ。
以上。
愛の貧乏脱出大作戦を訪ねて。
2011年01月13日(木)。
ニコタマゴロウと吉祥寺へ施工に行った帰路の事。
ついついアイツのバカ話に耳を傾けていたら、
誤って中央快速線の下り方向に乗車してしまった。
いやはや、実に間抜けな事では有るが、
そこで話していた内容とは十年位前に放映されていた、
みのもんたさん司会の愛の貧乏脱出大作戦の思い出話。
間違えとは言うものの、下り電車に乗ったのも何かの縁。
そう言えば、
あの番組で放送された店がこの先に有る、と教えてやると、
今から連れて行って欲しい、とせがまれてしまった。
仕事中だから今度にしろ!、と一旦は断ったのだが、
今月は売上を沢山あげるから是非、と懇願された。
しょがねぇなあ。
売上!、と聞くと靴でも舐めるオレの事。
直ぐに二人して携帯を切断してハンバーグの名店へと向かう。
何だか、仕事をサボっている、と言う後ろめたさも手伝って
駆け落ちでもしているかのような気分。
最寄り駅で降りて、お店に着いてみて驚いた。
去年、ウチの忘年会に来てくれた木村拓哉さんがいるではないか。
「どうしてココ居るのですか?」と尋ねると、
玉川上水、仙川、野川の武蔵野三川の水質検査に来ていたと言う。
何で、サイン屋さんが水質検査?、と疑問をぶつけると、
この日は休暇で、趣味の調査に来ていた模様。
それにしても、汚れの無い川を子孫に、なんて偉い方だ。
閑話休題。
お店と料理の方はと言えば、
180gのハンバーグを、ムシャムシャ食べて一件落着。
とっても旨かったのだが、
驚いたのは小食のゴロウがすべて平らげてしまった事。
どうやら、確実に彼女の胃は拡大の道を歩み始めたようだ。
お仕舞い。
次回は、室町の魚屋の事を書く。
吉右衛門。