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美冬と天麩羅屋へ。
21日にお冬改め美冬(文末※1)と日本橋茅場町の天麩羅屋へ。
彼女と一緒なんて何時以来だろう。一生懸命思い出してみたら、
ちょうど一年前位に鮨屋へ行ったのが最後。
何で、こうなったのかなあ。
四年前に彼女に出会った頃は、
可愛くて可愛くて沢山連れ歩いていたのに……。
矢張り、仕事が出来るので一人前扱いにしだしたからか……。
それは兎も角、
日取りを決めてからズッとこの日まで
カメラ迄新調しちゃって、楽しみにしてきた。
親方の海老から始まる揚げたての天麩羅を食べながら
四方山話に花を咲かせて、アハハと笑いながら
楽しい時間をすごしていたのだが、直ぐにお仕舞い。
そして、最後に天丼と天茶で〆て一件落着。
(文末※2)
店を出たら、雨も止んでいたので東京駅迄歩いてもらった。
歩き出して開口一番、
「いつか、お前とも別れる日が来るのかなあ」、なんて
あたり前の話をしながら、とぼとぼと歩いていると東京駅へ。
口は勝手に喋っていたけど、頭の中は彼女との事でいっぱいだった。
初めて会って話した、新宿高島屋のツバメグリル。
霞ヶ浦の予科練に行った事、
風邪で体調が悪いのに富士五湖を引っ張り廻した事。
2007年春と2008年春には大きな仕事で頑張ってもらった。
それと隅田河畔を歩いてもらった事も有った。
そんな事が脳裏を駆け巡っていたら、もうダメ。
根性がないので、一緒に改札には入れなかった。
別れてから、ズッと彼女の後ろ姿を見送っていたが
最後は目が霞んじゃって……。
最近は、こんなのばっかしなんだね。
釣りに行って、ヒョンな処に雑草が生えていただけで
感動しちゃうし。
段々、ヤキが廻ってきたのだと思う。
※1、美冬とは、池波正太郎原作の剣客商売の登場人物、
田沼意次の娘、佐々木三冬です。
※2、ごめんなさい。使い方がよくわからなくて。
フラッシュが焚かれていたのはピンぼけでした。
お詫びに、懐かしの写真を掲載しておきます。
2007年春の精進湖で撮った写真です。
これと去年の箱根で撮ったのが自信作です。
とっても楽しい夜でした。
また、機会がありましたら。
吉右衛門。
年の差32歳の恋人。
志村けんさんの結婚が話題になっている。
志村さんは60歳の還暦、そして御相手は28歳だって。
ちょっとコレに刺激を受けてしまった。
オレは1.953年生まれだから、相手は1.985年生まれって事に成る。
32歳なんて夢のようだが、
志村さんに負けずに、鮨屋で口説くぞ!。
http://www.sponichi.co.jp/ente……12/01.html
庄内平野出張記。
10月04日から一泊で庄内平野へ行ってきた。
距離からして汽車で行けばよかったのだが、
荷が沢山有ったのと、気楽にゆっくりと行きたかったので車両を選択。
愛車のベガ号で出掛けた。
往路の巻。
出発は八時二十分、走行予定距離は大凡五百キロ。
距離に不安が有ったのだが、昨春には866キロ走った事も有るのでと
あまり意に介さなかったのだが、結構キツかった。
キツかった最大の理由は、ベガが山登りが全く苦手だった事。
これに尽きる。
昨年車内旅行で箱根に行った時には然程感じなかったのだが、
関東平野を抜け、宇都宮へ向かうあたりからおかしくなってきた。
然し、それは未だ序の口で、山形自動車道の入いり
奥羽山脈横断に成ると、競馬で言う、口を割る始末。
鞭を一発、二発入れてやっと登って行く有様。
如何せん、この距離を制限時速で走れないのだから、
泣きたく成ってきた。
それでも騙し騙し走らせて雨の庄内平野到着。
先ずは三年間お世話になったデザインクロスさんに挨拶。
そして投宿してから三浦デザイン室さんを訪問。
初めて訪れたのだけど、奇麗でお洒落な事務所だった。
そして某所の鮨屋さんに意匠工房さんにも来てもらって
酒なんぞ飲んでしまった。
何と言うか、彼らとは同門の出。
昔話と四方山話に花が咲き、時の経つのも忘れてしまった。
最後の払いを終えて、一件落着かと思いきや、
彼らから言われてしまった。
「オレ等も四十過ぎて働き盛りだから払わせてくださいよ」
だって……。
男だねえ。嬉しく成っちゃったよ。
そして運転代行さんに面倒みてもらって
三浦デザインさんの車で宿に帰る。
二十五時半だった。
三浦デザインの三浦さんも、意匠工房の草島さんも、
そしてデザインクロスさんも
みんな独立して一本でやっている。
城を築いたのだ!。
オレも砂上の楼閣に乗かっているけど、
人生って素晴らしいよね。
いやはや、楽しい旅でした。
続いて復路の巻。
昨夜深夜に帰還したにも関らず、午前六時に起床。
駅にスポーツ新聞を買いに行く。
部屋でゴロゴロしていたら、草島さんから電話。
土産に新米を呉れると言う。
午前八時、事務所への出勤途上の彼にお米をもらい一件落着。
この気遣いが商売繁盛の秘訣なのだろう。
今日は、昼に仙台に寄って牛タンを食べる予定。
よって宿の朝食はパス。
午前九時、同宿の方に牛タンの旨い店を取材して出発。
湯殿山IC迄は順調だったのだが、ここからが鬼門。
月山迄の山道をベガ登れない。
松葉マークのジジイ、軽自動車のオバちゃんにも抜けれる始末。
仕方ないので、
登坂車線に入ると軽油野郎に追い立てられて、酷い目に有った。
命がけで月山ICからPAの到着。
ちょうど晴れ間も見えたので、
絶景の月山湖の写真を撮り、ニコタマゴロウにメールして一件落着。
未だ未だ続くが眠たく成ってきたのでヤメる。
お仕舞い。