‘ひこうき雲’ カテゴリーのアーカイブ
ひこうき雲のシネマメモ(^13^)
こんばんは。
ひこうき雲です。
本日、ひさしぶりに
大きく心揺さぶられた台詞が
耳に飛び込んできました。
ひこはがんばって?、
大河を録画で追いかけているのですが
高杉晋作が騎兵隊を作り、
京へ行くといって聞かない久坂玄瑞に
亡き恩師である吉田寅次郎の言葉を投げ掛けるシーンにて。
死して不朽の見込みあらば
いつでも死すべし、
生きて大業の見込みあらば
いつでも生くべし。
カーーーー―ッ。
巻き戻してもう一回
見ちゃいましたからね!
さてー!(笑)
今回は何にしようか
とっても迷ったのですが
一番、好きな映画だと思うものを
メモに取り上げたいと思います!
有名な小説家スティーブン・キング
原作の「グリーンマイル」。
王道中の王道だな!!
って思われるでしょうか?!
スティーブン・キングの監獄作としては
「ショーシャンクの空に」もかなり同レベルで有名なのではないでしょうか。
どちら派といわれると
私は迷いなく、グリーンマイル…。
あらすじはトムハンクスら演じる監守と
そこに収容された死刑囚達の話です。
感動作とうたわれていますが
監守と囚人の哀しい物語…
とだけ括らないでほしいと思ってしまう!(笑)
確かに王道ではあるのですが、
このお話の始まりかたと終わりは
かなり奇妙な雰囲気で作られているんです。
その意味深な終わりかたを嫌う人は
結構多くいらっしゃるようで、
ただ私はあの終わりかたが最高に好きなんです…。
確かに、無実で捕らえられてしまった囚人を
電気椅子で処刑せざるをえないという
ストーリーはかなりショッキングです。
なんとか彼を死刑から避けたい
監守達は脱獄すら勧めるのですが
彼はそれを拒否します。
その囚人には不思議な能力があり
この世のなかに役立つ力ではあるものの
そのせいで悪いものばかりを見てきた、
繰り返し繰り返し世界中で起きる悪事に
疲れてしまったと伝えます。
監守は囚人に対し、
あなたのような人を死刑台に送ってしまうことを
きっと私は神様から咎められる。
そうしたらどう答えれば良い?と苦し紛れに訴えます。
彼はそこで優しく、
親切なことをしましたと言えばいい。と答えます。
私はこのシーンが
とってもお気に入りです。
なんてよい答えなんだろうと思いました。
グリーンマイルとは、この映画で
死刑場までの緑色に塗られた
最後の道のことを意味します。
主役であるトムハンクスは最後に
神様に向かって、
私にはこのグリーンマイルが
長すぎるような気がしてならないのです
と、呟くのです…。
おそろしい…。
ちなみにこれ、三時間あります。(笑)
テンポもわりかし良く、
とても良い演技の悪役?もいるので
是非ともお勧めします。
-『グリーンマイル』★★★★★
妹には、ショーシャンクの方が
良い終わりかたするじゃん…。とよく言われます。(笑)
ひこうき雲のシネマメモ(^12^)
今晩は、お久しぶりです。
ひこぼうです。
春眠暁を覚えず、とか言ってる間もなく
4月が…終わりますね!!
うわーーーーーーーん!
でもビール片手にお花見もしたし、
春らしい花をベランダに沢山埋められたので
満足です。東北ではGW辺りが見頃だそうですね。
羨ましい。
今回は、たまたまお友達と会話に
あがった映画を見直してみたので
その映画をメモします。
イタリア映画です。
「ライフイズビューティフル」
タイトルだけ聞くと朗らかな予感がしますが
ユダヤ人迫害をテーマにしている話です。
ユダヤ系イタリア人の父と子供が収容所に
入れられてしまうのですが、
それまでの物語、またそれ以降も
とーーてもー明るく、笑ってしまうくらい
素敵なお話なんです。
話の前半は主人公である
父親グイドと母親ドーラが
結ばれるまでを描きます。
ドーラにはしょうもない婚約者がいましたが
グイドの陽気で愛嬌溢れるアプローチに心惹かれてゆき、
やがて可愛い息子のジョズエがうまれ、三人家族になります。
グイドがドーラと出会ったとき、
「ボンジュール、お姫さま!」と声をかけるのですが
その言葉がとてもチャーミングで、
よく家族でこの映画を見ては
「ボンジュールのおひめさまー!」と
真似して遊んでいました。(笑)
第二次世界大戦の陰が色濃くなり、
強制収容所に入れられる三人ですが
そんななかグイドは、幼い息子にある嘘をつきます。
「これはあるゲームで、泣いたりママに会いたがったりしたら減点。
上手く隠れたりして1000点溜まれば、
戦車に乗っておうちに帰れるんだよ」
その嘘を突き通すため、父親グイドはジョズエに
悲しい顔ひとつ見せずに、自分の最期まで明るく振る舞います。
ジョズエはその嘘を信じることができたまま、
ナチス撤退までを生き延び、解放されます。
連合軍の本物の戦車が彼を出迎え、
やっとお母さんに会うことができますが
やさしい嘘をつき続けた父の姿はそこにはありませんでした。
見返すと、本当に素晴らしくよくできた映画でした。
偶然を味方にして、笑顔を生み出すグイドの姿は
誰が見てもふふふーと笑えるあたたかいものだと思います。
イタリア語の響きなんかも
聞いていて心地よかったですね。
‐『ライフイズビューティフル』★★★★☆
こんなにも明るい優しいテーマの映画があるのか!
と思うほどかわいらしいので、是非おすすめの一作品です。
ぜひ。ぜひ。
ひこうき雲のただのメモ。
やらかしました。
代替にて、皆さんが半ばうんざり気味であろう
飛行機雲が更新させていただきます!
シネマメモも良いのですが、
わたくしのミスによる更新回なので
今回はちょっと違ったブログにしようかと思います。
手作り市は元々好きだったのですが
最近めっきりハマっているのが、食材市場です。
いわゆる、朝市です。
海外でいう、マルシェです。
オシャですね。
野菜が中心なのですが、 ドライフラワーや
移動式のごはんやさん、珈琲店など
こだわりぬいた出店が並んでるんです。
最後の写真は瓶詰の色んな野菜のピクルスなんです。
しばらく眺めてから、つまみに(笑)
2、3週して、一息ついて
またぐるりと回って…
スーパーで野菜を買わなくても良くなりました(笑)。
各地から集まる人と話をして、食べ物を買うと
とっても心が満たされます!!
暑い時はここでビール!
寒い時はここでホットワイン!
酒!!!!
リフレッシュできて、
食料ゲットにもなって楽しいですよ~(^∇^)
よく晴れた週末にはぜひ。
みなさま、良い週末を。
ひこうき雲のシネマメモ(^11^)
みなさま、明けましておめでとうございます。
この時期になるとちょっと今更感が否めませんが。
今年も続けさせて頂けるようで、
シネマメモを書き綴りたいと思います!
ブログをみてくださっていると仰ってもらえたりして、
いよいよ変なことは
書けぬなと(書いてる)いう気持ちと、
嬉しいやらお恥ずかしいやら、気合いが入ります!
今回は畏敬の念も込め、
吉右衛門様にブルーレイをお借りして見た
「幸福の黄色いハンカチ」のメモを綴りたいと思います。
ちょうど地上波でも放映されていたので
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
あらすじなどはご存知かもしれませんが
出所した男が旅は道連れと言わんばかりに
2人の若者と共に北海道へ、
以前奥様であった女性に逢いに行く話ですね。
もしまだ一人暮らしで自分を待っていてくれるなら、
鯉のぼりの竿に黄色いハンカチをぶらさげておいてくれ。
と、書いた手紙をその方にあて
不安と期待が入り混じった気持ちを抱え
男は夕張へと向かう。
恥ずかしい事に、高倉健さんの映画は
これまでまともに見たことのなかった私です・・。
なんというか一本筋の通った男性だということが
役柄、ご本人の空気から醸し出されていて、
ありきたりですが「恰好良い!」の一言につきました。
言葉は少ないにしても、守り抜いてくれるであろう安心感がありました。
2人の若者を演じるのは、桃井かおりさんと武田鉄矢さんですが
前々からちょっとやんちゃな?役柄というのは聞いていただけに
最早清々しささえ感じる、おふたりでしたね!!!!
武田鉄矢さん・・・・私はとても好きでした(笑)
吉右衛門さま、ニコタマさんとも
キャッキャ盛り上がったのですが
倍賞千恵子さんが働くスーパーに足繁く通う建さんが
やっと言葉を交わせて、嬉しさに顔を少しだけ微笑ませながら
「すみません!」と足早に立ち去る姿に身悶えしました!
か、かか、可愛い・・・・。
倍賞千恵子さんも品があってとっても綺麗でした・・。
ホノカアボーイって作品でハワイに住んでる料理上手の
おばあちゃんを演じてるんですけど、それも大好きなんですよ。
おすすめです。
-『幸福の黄色いハンカチ』★★★★★
年明けの休日を利用して、このあいだ、
ダイアログインザダークというものを体験してきたのですー。
全盲の方にアテンドしてもらって真っ暗闇の中で、
白杖をついて歩いて、お習字をしたり、
食べ物を食べたりする体験なんですけど
ものすごく、貴重な経験でした・・・。
暗闇の方がみんなよく喋るんですよ。
知らない人も全然、関係無し。
「これは誰!?」「ひこぼうだよー」なんて。
あだなで呼び合って。
お洒落な街、外苑前のお洒落ビル地下で気軽に出来ます。
これもおすすめです。
私には見えない人の気持ちを体験するという仰々しいテーマではなく、
見えない中で、いろいろやってみようー!という
明るいテーマのもと、行われているように感じました。
今年は何か継続的に挑戦をしたいなあと漠然と思います。
みなさまも良い年になりますように。
では、また次回!
ひこうき雲のシネマメモ(^10^)
いよいよ今年も終わりです!
毎年言ってますが今年も速かったです・・駆け抜けました・・。
その分、充実していたということですねー。
筆無精なので、スケジュール帳くらいでしか記録がないのですが
見返せば例年通り、映画や舞台やお酒酒酒と堪能した1年でしたー!
さて、飛行機雲のシネマメモですが、
愛情ばかり注いだせいか
毎回とんでもなく長いブログですみませんでした!
今回からは、ささっとした感じにしたいと思います。
先月末に映画館へ足へ運んだ
「紙の月」を綴らせて頂きます。
宮沢りえさん主演、原作はあの!
「八日目の蝉」の作者の角田光代さんです。
監督は「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八さん。
この映画、すごく好きなんです。
銀行に勤める女性が、とあるきっかけから
現金を横領していくお話です。
その犯罪行為に狂うでもなく
淡々と温度を保ったまま、
横領を続ける彼女の様子はとても面白かったです。
最後に小林聡美さん演じるお局様と
2人で言葉を交わすシーンがあるのですが
このシーンの為に撮ったといっても良いくらい、
私は心を突かれるものがありました。
個人的に一番最後は辻褄合わせすぎて
要らなかったなと思いましたけど。
宮沢りえさんだからこそ、観れる映画でした。
綺麗で淋しくて、枯れた砂地のような・・・
彼女のしたことを正当化する必要はどこにもありませんが
こういう物語は、見ていてちょっと立ち止まってしまいます。
何か考えされられるのではなく、感情を揺さぶられる感じでした。
-『紙の月』★★★☆☆
今年も残すところ〜〜あと数週間!
大掃除などやること多いですが、ちょっと気合いが入ります!
ひこぼーはこのめちゃ寒い時期に
お友達と外でフリマをやる予定です!(我ながら、元気なやつです)
学生の頃はおこづかい稼ぎがてらよくやってました。
意外と買っていってくださるものでした。(笑)
ま、それと同じくらいつい、他の出展者さまのところで買うんですけどね・・・。
げへへ。
あたたかくして、楽しい年末を。
すっきりして新しい年を迎えましょうー!
みなさま、来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
飛。