吉右衛門の闘病日誌、安静の日々の巻。
先週の土曜日に娑婆に戻ってきてから、そろそろ一週間。
安静の日々を過ごす。
朝6時を知らせる体内時計で、起床。
起床とともにスポーツ新聞をエントランスに取りに行く。
話題は昨日のドラフトの事一色。
それを眺めながら野球のブログに、一筆啓上。
このブログは「ブログ村」に加入している事もあり、結構な賑わい。
ランキングは10位前後。
お若い方々に混じってヤラセてもらっているから、こんなものだろう。
それの投稿が終わってから、事務所に業務連絡のメールを発信。
こんな事をダラダラとやっていると8時を迎え、朝食。
9時半、
この時間は事務所が開く時間。
何も連絡が無い事の確認が出来、読書と朝寝で過ごす。
11時半、
今日は体調が良いので、最寄りの稲毛駅に向け散歩を兼ねて出発。
今、散歩と書いたが目的はもうひとつ、
12時に駅前のパン屋で焼き上がる林檎パンを買いに行くのだ。
そう、困った事に、
オレはどんなに体調が悪くても、食欲だけは衰えない。
出発時に女房に豆乳入りの鯛焼を買ってくよう、言いつけられた。
とぼとぼと1.2キロの道のりを30分かけて歩き、駅前に到着。
ちょっと息が切れたので、パチ屋で休もうか。
この稲毛駅、駅周辺にパチ屋が3件ある。
このうちの1件に、
オレの好きな「パチンコ中森明菜」が1台だけ設置してある。
やりたいな、一瞬思うも今のオレは、
タバコの煙をちょっと吸っただけで、死んでしまいそう。
だから諦める。
次に花壇に吸い殻を押し付けている、とんでもないジジイを見つけた。
「オイ!、ジイさん、何処に吸い殻を捨てとるんじゃっ!」
普段なら菅原文太風に言ってやるのに、
声を荒げると胸に響くから自粛。
これが今の、実情。
ちょっと歩いただけで息切れはするし、
やりたい事を我慢して、言いたい事も言えずに、
堪え難きを耐えているのだ。
女房に頼まれた鯛焼を買う。
そうそう、怒られるので
行く時に渡されたスタンプカードに忘れずに押印してもらう。
そして商店街のスロットを廻したら、ワカメが揃って1ポイント獲得。
これに気を良くして職場に電話をしよう、と思ったが今は昼休みだから
ヤメておいた。
そう言えば、スミレから取引先に納めた物件のチケットを貰ったので、
元気に成ったら一緒に行きましょう。とのメールをもらった。
このように弱っている時は、人の優しさが身に沁みる。
嗚呼、こんな日々はつまらない。
多少の事はあったも、男は営業だっ!。
林檎パンを買い、バスに乗り家路に赴く。
お仕舞い。
2011年10月28日。
吉右衛門。