ペンキ屋へOGからのメッセージです。三遊亭画伯さんの巻。
先週に続いて今回は、三遊亭画伯さんからのメッセージを掲載します。
読んで頂ければお分かりになりますが、これを書かれるのに可成りの時間を割いてくれました。
以下、改行も含めて全文です。
ご本人の名前の部分だけ、改竄しております。
『永遠の少女さんへ』
思い起こせば6年前(もう7年になるのかな??)、「同じ大学出身みたいだよ」と聞いていた女の子が私のとなりの席へやってきました。
20歳を過ぎた子に“女の子”とは大変失礼かもしれませんが、その子はまさに“女の子”と呼ぶにふさわしい、まだ少女のようなあどけなさを残した、かわいらしい風貌だったのです。
席がとなりだったよしみもあって、たまに彼女に制作を手伝ってもらったこともありとても助かった記憶がありますが、そんなとき、(手伝ってもらっているにもかかわらず)私が先輩風をこれみよがしに吹かせてデータチェックなぞさせてもらったりすると、ちょっとした部分なのですがわずかにズレがあったりして… 実はピンポイントでとっても几帳面な私は「大らかな性格なんだな…」と心で思ったものでした。
「細かい所なんだけど、こういうとこもきっちりそろえた方がいいと思うよ」とさらに先輩風を吹かせて言ったら、「あぁ…ハイ」とぼんやりした反応だったので、私の細かすぎる指摘にあんまりピンときてなかったのだろうと思います。
そんな大らかな性格には、おそらく私の在籍当時いたスタッフはみんな助けられ、甘えて、いろいろなお願いをしていた気がします。
そんな彼女(そう、あなたのことですよペンキ屋さん!)が退職の日を迎えられるとのこと、ラピス・ラズリの皆さんの心情を勝手ながら想像させていただくと、とても寂しいだろうなぁと思います。
私はペンキ屋さんとは1年程しか一緒に働けなかったので、変な言い方ですが“初期”のペンキ屋さんしか知らないのですが、先日嬉しい再会を果たせた折にペンキ屋さんを見て、私が知ってる“初期”ペンキ屋さんとは違う、なんだか大人っぽい表情になったなと感じました。これはやはりラピス・ラズリで着実に積み重ねてきた社会経験がもたらしたモノなのでしょうか。。「大人っぽくなったな…」と成長した姪っ子に会ったらこんな気分かなという感慨を覚えたのをここで告白します。
もう十分大人な女性に“大人っぽい”とうのもこれまた失礼な発言かもしれませんが、いま私がもしも送別会に参加出来ていたとしたら、この歌を捧げたいです。
…なんだか話がそれまくっている気がしますが…。
なにはともあれ、ペンキ屋さん本当にお疲れさまでした。当時はいろいろ手伝ってくれてありがとう!!本当に助けられました。ペンキ屋さんのあっけらかんとした感じに何度も救われたよ!私はラピス・ラズリであなたに会えたことをとても幸運だったと思っています。
ドイツへの留学、うらやましいかぎり!!ラピス・ラズリで得たことを生かしながら、いろいろなものを見て、聞いて、楽しんで、吸収してください。そしてそれを私にも教えてください。。あなたの経験したことを聞ける日を社長を始めみんなが待っているよ。私もその1人です。
あ、私のメールアドレスは—–@——–ので!
余談ですが、ドイツではビールももちろん美味いけど、5年に一度開催されるDocumentaという大きな芸術祭があります。(前回は2012年だったから次は2017年だけど!)もしも何かの縁でそのときもドイツにいるようなら是非。
私のメッセージは以上で終わります。
つらつらと書き連ねてしまいましたが、大らかなペンキ屋さんにまた会える日をとても楽しみにしています。
それでは、皆様たいへんお邪魔致しましたどうぞお体に気をつけて。
三遊亭画伯。