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第十八回釣行 2008年06月27日(金)
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これまでの釣行記(へら鮒釣り) 2008年

曇天一時弱雨。
水温18度  水位-満水 澄み。
三島湖 川又看板下。
ともゑ釣舟店より出舟。

※遠征シリーズ第5弾「川又看板下」。
 何とか今期400枚達成出来たが・・・・。

先週迄の釣りで団子餌の釣りに技量の限界を感じた為、今回は角麩釣りを行うつもり。角麩釣りは30年前に宮沢湖で施行した事が有るには有るが餌も違うし忘却の彼方の為、釣り道具屋の渋谷S店さんに出向き、餌の配合から作り方、それに仕掛け迄を40分くらい教えてもらう。ご多忙中の貴重な時間を割いてもらい感謝感謝です。謝謝。
それともうひとつ、餌メーカのホームページに有った団子も少々試すつもり。

予報は曇天。二回続けて降雨に見舞われた為、今度こそはと願う。願う訳は川又の看板下の行きたいから・・・。
04:30ともゑさん到着。支払いを済ませ空を見上げると雨の気配無し。定刻にツインターボ号に乗船し出発。途中通過したポイント「別荘下」もわりとロケーションが良いので、そのうち予定しよう等と思い乍ら現場到着。樹木の茂ったあたりは頭上のロープが気に成ったので回避し、もう少し川又入口寄りへ移動。着舟時に着舟用金具を湖底に落とす不幸に見舞われるも何とか仕掛けも作成し準備完了。

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川又看板下

06:05 第一投。11尺、天々、鉤素は100ミリと600ミリ、餌は段差バラケ3+マッハ2+夏0.5+水1。これを小分けにしてグッと握り空気を排除して針付けは圧で調整。其の餌を湖面に落としてみると釣具屋さんの話通り大きな粒子が広がっていく。角麩は湖面に浮かんだだままなので針の自重が頼り。成る程、短い鉤素で所定位置に早く着かせバラケ乍ら長い鉤素で大きく遅れて来る角麩の到着を待つ訳か。小誤は有るにせよ大筋では理解出来たつもり。
予定はこの角麩を09:00迄。それから正午迄は両団子。それから終了迄は角麩。これが予定で釣果目標は30枚。
釣り始めてから30分でモヤモヤが出る。下針に角麩を付けて息を凝らして脳天トンカチを待つ。然し何も無し。これを繰り返しているとモヤモヤが振れ幅の大きなフワフワに昇格。そんな時ズッと入って合わせると手応え。魚信が鋭くないので、魚が上のバラケでなく角麩をくわえている事を祈り乍ら釣り上げると良かった下針に掛かっていた。時計を見ると07:05。以後、ポツポツと釣れるには釣れるが間が空くので、膝に肘をついて考える人のポーズで浮子を眺める。そこで予定の09:00が近づいて来たので両団子に替える為止め。釣った魚の数は7枚。

竿と仕掛けを交換して再開したのが09:05。竿は9尺天々。餌は餌メーカの参考資料に掲載されていた天々200+GTS200+グルバラ200+粘力2杯+水200+SD200。出舟前に若旦那に聞くつもりがお休みの様で不在。兎に角レシピ通りに作成すると粘力の威力か過去に経験した事の無い手触り。振込を再開した頃周囲を見ると、川又の奥に二人。桜ロープに二人。石井さんの桟橋付近の土手に一人。別荘下付近に二人で計七人。まったくのまったりムード。釣りもまったりそのもの。無風で鏡面みたいな湖面に動かない浮子を眺めていると昼に成り交換の時間。釣果は6枚。角麩の釣果と合わせて計13枚。今日も駄目かと思い乍ら予定通り角麩用に竿と仕掛けを交換していると、予定外の雨迄振って来てた。正直、来た事に後悔の念が涌いて来た。仕事を休み、眠たい体に鞭打って来ては魚を釣り上げられずで一体何をしているのだろう。  

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微風で鏡面みたいな湖面

仕掛け等は朝一の状態と同じで、溜息混じりに再開したのが正午。ペースも替わり映えせずに、20枚の通過タイムは14:05。納竿を16:00迄延ばしても30枚は無理と諦め乍ら鉤素を950ミリにすると魚信無しで釣れたので今度は500ミリに短縮。そんな亊をしていると上のバラケで釣れ出したのが15:00で26枚。これはと思い急いで餌を作成し両団子に・・・。あのバラケの餌を食うのだからと期待したのだが虚しく16:10迄釣果零。魚信すら殆ど無く成ってしまった。どーも粘力の扱いが問題の様だ。2杯投入しているが山盛りなのかスリ切れなのかが分からない。この餌は難易度が高すぎるて駄目。そこで今更角麩も無いだろう、とSDの裏面に記載してある餌を即興で作成。SD3+段差バラケ2+水1。すると角麩のバラケの様な餌で全くまとまりがない餌が出来た。時間も無いし、とこれを投入すると即釣れた。魚には失礼だが、これには釣った方が驚いた。それに魚信が活発に成り、最後は「消し込み」「消し込み」「消し込み」の3連打で30枚達成。其の瞬間即止め。いやはや釣りは全くわからない。目眩を感じ乍ら納竿。お仕舞い。


反省と課題 何とか30枚を釣り上げるも偶然の産物みたいで、達成出来た事は素直に嬉しいが経過は誉められたものではない。両団子の餌は配合が間違っていた。使用する餌を各200入れたが正解は300だった。だから溶解性が乏しく浮子が静かに成ってしまったのかもしれない。これで施行回数が18。釣れた魚が400。平均22.2枚。ちょっとお粗末すぎると思う。
それに最後の餌で釣れた事で「なにがなんだか分からなく成ってしまった。」梅雨が明ける釣りは迄休もう。

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川又から奥米橋

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別荘下


釣果
11尺・9尺。
30枚。



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