晴天一時曇り。
水温22度 水位- 1.4m 濁り無し。
三島湖 豚小屋下ともゑ桟橋前。
ともゑ釣舟店より出舟。
※夏近し、炎天下で沢山釣った。
今回で6週連続の三島湖詣で。完全に三島湖依存症。
今回の釣行に備えて、大きな傘と角麩用の小さな浮子を調達して来た。傘は狭所駄目症でテントが不可なのと炎天下対策。浮子は過去二回想像以上に角麩効果が有ったので、今回も9尺を使用する為。
03:15出発。いつものルートを通ってともゑさん到着。最近は短竿か18尺-21尺が良く中途半端な竿は駄目らしい。そんな話を聞き乍ら料金を払い桟橋へ。入釣目標は先週入れなかった豚小屋下看板升。
先客が数名。出舟の鈴が鳴り、皆、絶好調の三ツ沢行きかと思いきや、一人だけ妙に速度の遅い舟が居る。悪い予感が的中。今週も目的地は売り切れてしまった。仕方ないので、先々週と同一箇所へ入釣。ちょっと芸がない気もするが仕方ない。
さて、本日の予定。団子で30枚(9尺、13尺、17尺で各10枚)角麩で20枚を釣る亊。目標合計は50枚。目標値を上げたのは魚の濃い場所で施行するのと2週連続で50枚以上釣っているから。
舟上で仕掛けを作成してからの第一投は05:45。9尺、天々、鉤素は450ミリと600ミリ、餌は、天々200+GTS200+グルバラ200+粘力1杯+水200+SD200。水面にゴミが漂流し、また糸蜻蛉が浮子にとまる。意外な出来事に苦戦しつつも1枚目は06:02で6寸半。其の後も順調に釣れて10枚目は07:10。本来はここで竿交換だが順調だから継続し15枚を釣った直後の08:00に13尺へ交換。再開したのが08:15。竿替えと同時に苦戦が始まる。基餌にSBをふりかけたり、手水を加えたりと工夫し乍ら針に魚が掛かり始めたのが09:20。此処から10:00迄、快進撃が始まりクライマックスは9寸級の一荷。然し、ここでアクシデント。基餌が品切れに成り再作成している間、写真を撮ったり切れた鉤素を交換していたら不覚にも餌の微調整を忘れてしまった。基餌を硬くしたのか軟らかくしたのか全く覚えていないのだ。「何と云うお粗末な男だ。」すっかり気落ちしたのが浮子にも反映し中断したのが10:30。ここ迄の釣果は27枚。尺上は3枚。7枚2キロ位か。
昼食を食べ終わり、陽射し対策に傘を取付けようとしたが、ここもお粗末な話で取付け方が不明。仕方ないので道具屋さんに電話して何とか取付けは出来たが、無駄な時間の多さに本来は17尺を施行する予定を9尺角麩に切り替える。
11:30再開。竿は9尺。餌は段差バラケ300+マッハ200+夏50+水100。鉤素は100ミリ+600ミリ。
期待一杯だったが、餌を打てども魚信が無い。全く無い。浮子は静寂を保ったまま。水面下に沢山見えていた魚も消え失せた。餌に圧を加えず放り込んで煙幕状に餌を撒いても駄目。魚は何処に行ったのだろうか。12:30。進展無し。鉤素を定石通り長くしても効果無し。それから15分やっと浮子が動き釣れた。胸を撫で下ろすと同時に何故か3連荘。30枚達成は遅ればせ乍ら12:58。
魚が水面下に戻って来た。さて、魚が集結してきてからは、どの様にすれば良いのだろうか。圧を加えてバラケ量を減量して角麩に希少価値をつければ良いのか、圧を加えずに麩を撒き散らかし乍ら角麩をドサクサに紛れ込ませて方が良いのか。取りあえず餌を小さくして鉤素を500ミリにして施行。
これが図に当たったのか、以後釣れっ放し。暮れの放流べら釣りみたい。40枚目は13:39。50枚目は14:20。60枚目は15:12。70枚目は16:10。80枚目は16:45。80枚目を放した瞬間に納竿。驚くほど釣れてしまった。炎天下に遊んでくれてありがとう。
この時期、汗をビッシリかいて顔を脂でギラギラさせて麓の雑貨屋さんで食べる氷の美味しい事。毎週12時間遊んで来るこの時間は何よりも貴重だ。真っ黒に成った腕をみてひとり密かに大満足の祝杯をあげた。お仕舞い。
今週も沢山釣れた。これは魚影の濃厚な豚小屋下に入釣したのが二人だけだった亊。其れと角麩の釣りがサマに成って来た事だ。多分団子で通したら半分だったと思う。
そこで思う。不人気なポイントに入釣し餌打ち100分。そこで浮子に反応が生じ創意工夫で釣り上げる事。こんな釣りを次回はやりたい。
9尺団子15枚。13尺団子12枚。9尺角麩53枚。
合計 80枚。
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