晴天。
水温24度 水位- 3.0m 濁り無し。
三島湖 ポンプロープオダ脇。
ともゑ釣舟店より出舟。
※遠征シリーズ第7弾「ポンプロープ 立木脇」。
夏本番。減水と猛暑の中奮闘した。
前回の釣行記の反省と課題欄で「不人気なポイントに入釣し餌打ち100分。そこで浮子に反応が生じ創意工夫で釣り上げる事。こんな釣りを次回はやりたい。」なんて生意気な事を記載した亊も有り、目標着舟位置をポンロープに設定して出発。
起床時、肉体が起きるのを嫌がった為、説得に時間がかかりちょっと遅れて出発。館山道を南下する車内で見る屋外の気温は26度。氷点下だった頃から半年が経った。来月は猛暑の8月で次が台風の9月。釣りを再開する迄季節を感じたり、天候気温に気を配った事はなかったのが、最近は週末の天候を見乍ら仕事の予定も立てている次第。そんなこんなで今回で7週連続の三島湖。次週は宮沢湖へ行くので連続は今日で終了。
04:40 ともゑさん到着。早速オーナーさんにポンプロープの取材。名前の由来はポンプが有るからで、其のポンプ周辺に入釣するのが良いみたいだ。
道具を担ぎ階段を下りて驚いたのが減水。桟橋への坂の傾斜がキツく成っている。常連さんに聞いたら3.0mらしい。先週が1.4mだったから随分減った。去年は7.0mの減水を経験しているので驚きはしないが、それにしてもだ。
05:00出舟の鈴が鳴り出発。豚小屋の看板が随分上の方だ。更に行くと三ツ沢の水路が片方露呈しているし、段々が露出して段々畑の名称由来も分かった気がする。
目当てのポンプロープに着くとオーナーさんに教わったポンプは発見出来たが、頭上の樹々が茂っているので通過。そこから下流に方向に水中から伸びている立木を見つけたので写真を撮り、高島屋さんの桟橋との間に着舟。きょうは此処にお世話に成る。
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この写真は帰路に撮ったモノで、手前がオダ。
水面上の泡密度の濃い処が入釣場所・・・ |
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さて、本日の予定。団子で40枚を釣る亊。前3回の釣果は角麩に依る処が絶大だったので今回は団子で頑張る。
第一投は05:57 。12尺、天々、鉤素は450ミリと600ミリ、餌は、天々100+GTS100+グルバラ100+粘力1杯+水100+SD100。気温が高いので作成量を前回迄の半分にした。
冒頭で「不人気なポイントに入釣し餌打ち100分。」と記したが、第1号は6分後の06:03に釣れた。釣れたのは6寸半。順調に釣れて10枚目通過タイムは07:03。型は6寸半〜尺1寸。平均8寸。今日はいろいろと試したいので、此処で10尺へ竿替え。相変わらずの釣果で08:00に15枚達成。今度は此処で餌替え。天々200+ガッテン100+ペレ道100+水100。自分にとっては可成り硬い餌が出来たが何事も経験と軟らかくする事なく、そのまま使用。特にペースダウンは無いが決定打が無くなって来たので、鉤素を350ミリ+450ミリに短縮するも効果無しで空振りの山に成る。ペースを減速し乍らの20枚目通過タイムは09:17。更に此処で竿替え。本日持参の最長竿の16尺を取り出す。余談だが、自分の場合、持参する竿は奇数と偶数を交互に竿袋に詰めてくる。今回は釣行回数22回なので偶数竿の日。8尺〜18尺と22尺を所有しているのだが22尺は季節外れ感が有るので春からお蔵入り。18尺は以前所有した竿の生き残り。無傷でベランダの朽ち果てた竿袋から出て来た貴重品。これを使用する迄、新しい18尺の購入は控えている。依って16尺が偶数グループでの最長なのだ。
閑話休題。16尺で再開したのが09:30。あれほど活発だった浮子は不動に。再び鉤素を450ミリ+600ミリに交換して落ち込みのチクッで釣れたのが10:05。ここから明確なチクッが続き5連荘。時代が来た。何か解けないパズルが解けた時の様な喜び。然し、そんな喜びも直ぐに終わり、再び釣れなくなる。何が悪いのだろう。何故釣れないのだろうとボヤキ乍ら30枚目を釣ったのは11:34。暗澹たる気分。
昼食休憩を取り乍ら周囲を見渡すと、釣りをしているのは鳥小屋の入口付近に常連の名人がひとりだけ。長閑な時間だ。
12:20再開。今回は両団子でやり遂げる筈もすっかり弱気に成った。カラツン以前の問題として浮子が立つと同時に強い魚信で水没してしまう。たまに釣れる時はスレばかり。また次回に期待で角麩の出番。竿は12尺。餌は段差バラケ300+マッハ200+夏50+水100。鉤素は100ミリ+600ミリ。ここからは前回の写しみたいなモノ。再開直ぐに7連荘。其の後も30分で8枚+30分で2枚の60分に10枚ペース。通過タイムは、40枚目12:58。50枚目14:17。60枚目15:18。70枚目16:27。淡々と釣り上げた中にもひとつだけ特記事項が有った。15:00頃消し込みで合わせた時、ガツンッと穂持ち迄持って行かれた。当然、大きい魚の尾鰭にでも掛けたと思いきや水面を飛び跳ねてオオクチバスが姿を現した。松方弘樹さんのトローリングみたいな光景。思わずギャッと悲鳴を上げてしまったが次の瞬間、冷静に成り写真を撮ろうとカメラの用意をしている間に鉤素を切られた。これがちょっと残念で心残り。
納竿は16:35。釣果は71枚で終了。お仕舞い。
減水風景。
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三ツ沢。島の樹木の下部が減水して露呈
また、左側の水路は干し上がる |
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両団子でやり通す予定も挫けてしまった。
団子では11:40迄に30枚釣ったが後半頑張ったとしても10枚程度しか釣れなかったと思う。この釣りは魚の密度が薄い時は釣れるが濃く成ってしまうと収拾がつかなく成る様だ。竿を替えての魚の集まり際が釣り時で多く成ってしまうと針、糸、錘に魚がぶつかり食い魚信が分からなく成ってしまう。餌が悪いとしても対処方法が不明。拙い乍らも少しづつ釣果は向上して来たので、次回もいろいろ試行してみたい。
12尺団子10枚(06:03-07:05)。
10尺団子10枚(07:13-09:20)。
16尺団子10枚(09:35-11:40)。
12尺角麩41枚(12:20-16:40)。
合計 71枚。
6寸半〜尺1寸。 平均8寸。
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