晴天のち曇天。
三名湖 大土手桟橋。
※遠出遠足シリーズ第2弾。
兎に角沢山釣れた。
先週の宮沢湖に続き、群馬県藤岡に1泊での釣行を計画敢行。4日が三名湖で5日が鮎川湖。今月の予定は今回が藤岡シリーズ。他は三島湖で30年前の釣り具でのクラシックに、愛犬吉右衛門と夕涼みに行く横利根川べロの舟釣り。更に夢を語れば西湖にも1泊で行きたい。都合6回。炎天下にも闘志満々。
今回は関東屈指の人気釣り場三名湖へ。千葉出発は02:20。ナビゲーションの測量した走行距離は170キロ。目的の三名湖桟橋は始まりが05:30。移動時間を3時間としたので問題は無いと思うが、万一遅延する時は06:00開始の鮎川にしよう。と、気楽に出かける。途中、昨日発生した首都高速5号線のタンクローリーに依る事故付近は通行止めだったが、中央環状からの合流地点はギリギリで通過出来た。道路交通法遵守の走行で三名湖到着はゆとりの04:40。先着は例会と推測出来る一団が数名だけ。お店に入場して入釣料と昼食代を支払い桟橋入口で待機していると、若旦那と思われる男性が来て解錠。どーも入場するのは自分ひとりの様だ。入場してからの座の選択は中央。選択根拠は何も無しのただの神頼み。
荷を解き準備万端での始動は05:52。竿と仕掛けは12尺の天々。鉤素は宮沢湖と同一の260ミリ+350ミリ。餌は天々150+ガッテン150+夏50+水100+新B50。新Bは初めて購入し使用する餌。選択使用事由はボソッぽくしたいから・・・。生意気な亊に、最近は「ボソ」なんて単語も使える様に成ってきた。浮子についても記載したいが部位の名称が未だよく分かっていないので、次回釣具さんに行った時に聞いて来てから・・・・。
釣果目標は明日の鮎川との合算で束。故に本日の目標は50枚。
さて、ボソッぽい餌を投入した第1投は5目盛りのなじみ。次も5目盛り。更に次も同じ。然し、順調になじんだのは此処迄。第4投は1目盛り。第5投も同じ。第6投の食い上げで釣れたのは7寸で1枚目。以後バタバタと20枚目が釣れたのは06:48。脅威のペースだが悲しい事になじみ幅が少ない。この様に1目盛り程度のなじみ幅での直後の消し込みとアッパーカットの様な食上げで釣っていて、人はこれを「へら鮒釣り」と、云ってくれるのだろうか。疑念を感じて餌の作り直し。今度は天々150+ガッテン150+夏100+水100+新B50。可成り硬い餌が出来た。魚には失礼だが、自分が魚だったら食わないと思うので、試用もしないで廃棄。更に次は天々50+ガッテン50+夏50+水50。先ほどよりは向上したので試用したが5枚で止めて廃棄。更に更に次は天々150+ガッテン150+夏50+水100+新B100。竿も明日使用する予定の今回持参した最長の17尺を出して試行。本来は短い方に交換したかったのだが、8尺を持参しなかった事を悔やむ。それは兎も角、結果は3目盛りのなじみ幅。2投目から釣れ始めて50枚が釣れたのが09:45。このあたりのなじみ幅で妥協して一服と写真休憩。ここで周囲を見渡すと、桟橋は最内のボート桟橋側に1人と大外の一の入江側に2人の合計4名。舟は40名くらいか。パラシュートの様な大傘を咲かせて土手の上から撮影して長閑な時間を楽しむ。
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大土手から撮影。パラシュートの位置が本日お世話に成っている釣り座。 |
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ほぼ無人の大土手桟橋。撮影位置の後ろに1名と桟橋奥に2名。 |
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何の緊張も無く釣り上げていると、またも、なじみ幅がなく成ってきたので60枚で止め。10尺竿への交換をしていると先ほどの若旦那が弁当を持参してくれる。名物の鳥弁当だ。これは旨かった。丸の内辺りで販売すると若い女性に飛ぶ様に売れると思う。
11:20。飯も食ったし、沢山釣れそうなので目標を一気に束に上方修正。餌も天々200+新B200+水100を作成。この餌は自分が考案したのではなく、袋の裏面に記載して有ったモノ。可成りのボソっけの餌が出来て試行すると、これが釣れに釣れた。70枚目は11:58。80枚目は12:26。90枚目は12:47。そして束達成は13:28。この餌は使い易いし、冒頭の餌とともに、以後、これを中心にするつもりだ。やっと念願の団子餌が出来た感じ。
達成後は雷雲が出て来て雷鳴が轟き始めたので110枚目を14:35に釣上げ納竿。
納竿後、食堂でかき氷を食べていると、若奥さん(?)が、「遠くから来てくれたのに、雷で残念でしたね。また、来て下さい。」だって。例会の人が沢山居る中で、自分の様な者への暖かい気遣い。釣れるだけではなくて、この様な気遣いが三名湖の人気の因だと思った。一日楽しく過ごせました。ありがとうございました。お仕舞い。
なじみ幅を出す事に腐心した1日だった。あの人気釣り場の魚の濃い桟橋でひとりで試行したのだから仕方ない。善戦だったと思うが二人の常連さんがこんな話をしてくれた。「バラケが強くて上の魚が食っても芯残りして下迄行く餌。」「粘力を入れて練り込んで下迄持たせる餌。」なるほどと思う。明日の鮎川でもなじみ幅の捻出がポイントに成るだろう。明日も頑張る。
宿舎でニュース天気予報を見ていると、明日の天気は局地的に大雨で雷雨も発生。それに首都高5号線の事故処理は数日かかる模様。其れを聞いて明日の釣行意欲が萎える。ずぶ濡れに成って釣りは雷雨で中止。濡れた荷をベガに詰込んで大渋滞を千葉へ帰る。考えただけもゾッとして、夜中の01:40、千葉へ向って急ぎ帰宅。また来年来ます。
12尺団子25枚(05:52-07:52)。
17尺団子35枚(08:00-11:00)。
10尺団子50枚(11:20-14:35)。
合計 110枚。自己新記録。
7寸半〜9寸。 平均8寸。
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